7/13/2017

ホテルのオーナー

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ホテルのオーナー

 なぜでしょうねぇ?人懐っこいのか?バカ真面目だからか?笑 場所にもよりますが、自分はレジデンスホテルのオーナーさんとよく仲良くなっていました。ある、レジデンスクラブでは、ゲイのオーナーさんがいて、(名前覚えていないので、仮にスティーブとする)私が学生だというと、月払いの交渉に応じてくれ、会う度に愛想よく挨拶してくれた。大抵フロントにはアルバイトのスタッフがいて、不愛想な人もいたが、そこのレジデンスクラブのスタッフは大抵親切で、スティーブは特に声がでかく、大きなリアクションで話をしてくれた。クリスマスにはスタッフと同筆でクリスマスカードをくれた。
 ある時、学校の課題で、大きなスケッチブックを抱えて出かけようとしたら、ステーブが、
「画板持ってるけど 芸大生?」
私、”yes.” ”I study photography.” (はい。私は写真を勉強しています。)
「ちょうど良かった。帰ってからでいいけど、ホテルの看板塗り替えたいんだけど、ぺインターを探していたところ。後で、詳しく話したいんだけど、ok?」
 私。宿題いっぱいあるし。。と考える。だが、バイト代出るんだったら、美味しい話だ。当時一緒に住んでいた、ツレが得意そうなので、
「ルームメートに相談してみます。」と言って、その場は学校に向かった。
 
 学校から帰ってきて、ルームメートに相談したら、仕事を送らせてやってくれるというので、スケッチをして、大きい梯子を借りて、看板を塗ってもらった。綺麗にホテルの名前が白で浮かび上がった。
 数年たってオーナーが変わり、看板を見たら、名前は一緒だがせっかく描いてもらった看板が変わっていた。付近を通りかかった時に、見たがちょっと残念な気がした。でもその時にしたプチバイトは、自分の中のいい思い出だ。
 

 のちに泊まった「ホテル ミラベル」のオーナーも一人部屋に2人で入ることを許してくれたり、1週間割引をしてくれたり、すごく親切にしてくれた。ホテルの受付は2階だった。二階に上がるまでに、白黒の日本のお寺の写真が飾ってありました。後でオーナーに聞いたら、州立大で日本語と日本文化について学んでいたそうだ。それで日本人の私に興味を持って親切にしてくれたのかもしれない。最後に会った時、近くの日本食レストランでご馳走してくれた。日本食とは程遠い料理だったが、その気持ちが嬉しかった。「ミラベル」というのは花の名前。それをモチーフにホテルのデザインをしてくれ、と頼まれたが、閉館してしまった今実現はしていない。オーナーとも音信不通になってしまった。

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